ユニレタン®の特性
高機能・高性能なウレタンコーティングを実現するユニレタン®
株式会社ユニックスがご提供する、ウレタンの進化版独自開発塗料「ユニレタン®シリーズ」の原料である「ユニレタン®」についてご説明します。ユニレタン®の概要や特長、試験データや用途例などを掲載しておりますので、ぜひご覧ください。なお、滑り性に優れた「テフタン®」も同時にご確認いただけたら幸いです。
二液混合型・ハンドスプレー式ポリウレタン原料「ユニレタン®」
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- 各物性の特徴
項 目 内 容 耐摩耗性 粉体・スラリー摩耗に耐えられる 防振・防音性 優れた弾性によって音波・振動を吸収 弾力性 ゴム硬度80~90度で緩衝性を発揮 耐候生 太陽光・オゾン・風雪・海水などに強い 耐薬品性・耐油性 おおむねPH3~10の範囲 膜厚調整性 0.1~5mmでシームレスな調整が可能 機能拡大特性 独自添加剤による導電性・摺動性・自己消化性等 食品衛生法適合 厚生労働省告示規格基準適合・欧州RoHS指令試験適合 - 最大の特徴は耐摩耗性
- 強い、軽い、柔らかい素材であることがユニレタンの特徴です。それでいて、各種工業材料と比較し耐摩耗性も抜群。中でもUS3000は従来のポリウレタン素材では考えられない耐摩耗特性を実現しており、重摩耗機器などの使用に適しています。
種 類 テーバー式試験における摩耗値 (mg)
(荷重:4.9N 摩耗輪:H18 試験回数:1000回 )ユニレタン®US3000 3~10 ユニレタン®US2000 20~25 ユニレタン®US1000 24~28 (比較)超高分子ポリエチレン 23 (比較)汎用ポリウレタン(他社) 35~50 (比較)耐摩耗鋼板 62 (比較)ステンレスSUS304 82 (比較)炭素鋼板炭素鋼板 100 (比較)塩化ビニル 532 - 薬品・塩水・油脂・熱にも強い
PH4~10の目安で優れた対訳品性を持ち、ほとんどの油脂や塩水にも良好な結果を出すユニレタンは、水のろ過器や海洋関係機器にも施工されています。また、汎用ポリウレタンでは70~80℃が限界となる耐熱温度も、ユニレタンは80~90℃を実現。US3000にいたっては、100~120℃に耐える結果を出しています。こうした特性を活かし、現在さまざまな分野での利用が広まっています。
薬 品 短時間 長時間 酢酸20% △ × 塩酸5% ○ ○ 硫酸20% ○ △ アンモニア水 ○ ○ 灯油 ○ ○ ガソリン ○ ○ ビール ○ ○ 塩水5% ○ ○
- 物理特性表
特性項目
(JIS規格に準拠)US3000 US2000 US1000 引張強度(kgf/c㎡) 540 525 550 伸び率(%) 300 300 320 100%モジュラス(kgf/c㎡) 146 120 110 ゴム硬度SHORE-A 80~85 85~90 83~87 密着強度*(kgf/cm) 8~10 8~10 8~10 *SUS304板材、#20番サンドブラスト処理、ユニックメンダーSPC-U2プライマー処理条件での、90度ピーリング試験値
- 産業別用途例
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分 野 用 途 例 電気電子・粉体 パーツフィーダ/ホッパ・タンク/電子材料プラント/サイクロン/分級機・バレル 自動車・重機器 工場作業具/トラック荷台/ローラ・ケース/フォークリフト/トンネルファン 水利・海洋 防舷材・船底/水中ポンプ/水中作業ロボット/水門水密ゴム/海洋プラント 電力・原子力・通信 風力発電羽根/原子炉建屋内壁/水中ローター/パラボラAT/配電ボックス 環境・建築 産廃収集車等/産廃ホッパ/除雪車羽根/手すり・運動具 鉱山・土木 スクリーン/ベルトコンベア/搬送用具/車/コンクリート型枠表面/シュータ・防音